カッコつけないカッコよさの話

カッコつけないかっこよさってあるんじゃないかと最近思っています。

しかしながらかつての僕は何を隠そう、わりとかっこつけるタイプでした(笑)

モテるためにはかっこつけたほうがいい、みたいな勘違いをしていたと思います。

また、十代の頃にはダウンタウンの松本さんに憧れ強烈にリスペクトを抱いていたので

センスある面白いことをボソっと一言で言う、みたいなスタイルに憧れ、

その影響をガッツリ受けた若いときの僕は

センスあるワードをボソっと言ってウケるのはかっこいいという価値観

を持ったまま育ちました。

そのため、自分のなかで面白い確信がないならしゃべらない方がいい

という謎のルールが生まれ、

普段はあまりしゃべらない人、のような

ただの変わった人間が出来上がりました。

そんな私も年齢と経験を重ねて少しずつ変わってきておりまして、

思ったことや感じたことを小さいことでも意識して口に出す、

表現するように心がけています。

自分でもウケる勝算が半々程度のものや、

自分でもそこまで面白いと思ってない、くだらないようなことでも

ちょっとした勇気を持って、言ってみると意外とウケてくれたりします。

愛想笑いじゃないといいんですが…笑

そのほかにも嬉しいとか楽しい、ときには寂しいとか

変にかっこつけずに口にすることを意識し始めてから

まわりとの関係性がなんだかよくなった気がします。

デートでもかっこつけずにいったときの方が案外うまくいったりするものです。

かっこつけないようにすると素が出せるので

自分の良さや強みを出しやすいのではないでしょうか。

それに、素の部分や恥もまとめてさらけ出すことで

相手は親近感を覚えてくれたり面白いと感じてくれます。

初対面の相手にもグイグイ距離を縮めることができる人に会うといつも感心させられます。
ノーガード戦法が最強です。

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