努力はすればいいってもんじゃないっていう話

世の中、努力はそれ自体が尊い、素晴らしいと褒め称えられる風潮があると思います。

これに対しては半分正解で半分間違いじゃないかと思っています。

何故なら、正しい努力が必要だからです。

努力は正しい方向に向かって、正しい方法で、正しい量をしないと結果に結びつきづらいからです。

効率が悪いとも言えます。

せっかく、労力を費やしても、

結果やリターンを最大化できないのは勿体ないですし、

最悪、徒労に終わってしまいます。

学生時代にクラスを見渡すとどこのクラスにも

真面目にやってるのに成績悪いやつがいたんじゃないかと思います。

自分を振り返ると比較的要領がよかった方だと思います。

最小限の努力で合格基準を目指すような考えは小学生くらいから持っていたと思います。

努力と関係ある話をひとつ

【2人の木こりの話】アレクサンダー・ロックハート氏の心に響く言葉より…

二人の木こりがいた。

一番目の木こりは満身の力をこめて木を切った。

休憩も昼休みもとらず、できるだけ多くの木を切るために全力を注いだ。

朝は誰よりも早く働き始め、夕方は誰よりも遅くまで働き続けた。

他の木こりたちは、彼があまりにも早く木を切ることに驚嘆した。

しかし一日が終わるころには、二番目の木こりのほうが多くの木を切っていた。

一番目の木こりほど懸命に作業をしていたわけではないし、休憩を何度もとっていた。

一番目の木こりは二番目の木こりに歩み寄って質問をした。

「君はどうやって僕よりも多くの木を切るんだね?

僕の方が朝から晩まで長時間一生懸命に働いているはずなのに。

もしよければ、君の成功の秘訣を教えてくれないかい?」

二番目の木こりは一瞬考えて言った。

「成功の秘訣なんてとくにないけれど、これだけは間違いない。

どれだけ作業が忙しくても、僕は時間をとって斧を研ぐようにしているんだ。

斧がよく切れれば、より少しの労力でより多くの木を切ることができるからね」

いかがですか?努力の仕方を考えさせられますよね。

この考えを学生時代に持っていたら部活動や成績も

もっと高い成果を出せてたような気もします。

やみくもな努力は竹ヤリで戦闘機に立ち向かうのと変わらないのではないでしょうか。

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