無駄遣いを抑えて貯蓄に回せ、貯めたお金で投資をしろ、
これがお金持ちになるためのセオリーですが、
これと正反対の意見が
若いうちは自分に投資する意味で、勉強や経験にお金を使え
という教えです。
セミナーや書籍、オンラインサロンといったビジネスに関するものから
旅行やイベント、体験など一見、お金とは関係なさそうなものにまで
将来役に立つことも出てくるから
それらにお金や時間を投資した方がいいという考えですね。
思い当たることは多々あります。
つまり、若いうちは給料もたかが知れているので、
そんなはした金を苦労して貯めていくのではなくて
将来的にお金を稼ぐであろう自分に投資していけということです。
これはこれで
たしかに…
と説得力のある意見です。
正しいとも思います。
ホリエモンも「有り金はすべて使え」という本を書いてますし、
「DIE WITH ZERO」という本でもこれに近い主張が書かれていました。
若さとは誰でも持っていますが、目減りする資産です。
話を戻して、正攻法でいくと
複利効果で時間をかければお金を増やす事ができるから
若いうちから貯金しつつ投資にお金をまわしていけ、です。
この相反する2つの意見はおそらく両方正解で、
可能であれば両方すべきです。
それと、人にもよります。
有能でポテンシャルを秘めていて、時間やお金を自分にかけた結果、
稼げるようになれるのであれば投資効果は高いものになります。
ですが、無能だといくら時間やお金を自分に投資したところで
大したリターンを生み出すことはできません。
その場合は投資に重点を置くべきでしょう。
経験や努力で無能から有能に変わるパターンもあります。