当たり前の職業の話

自分が親になってみて、考えるようになったのが

職業ってなんだろう、ということです。

いま当たり前のような顔をしている職業も

過去においては、出てきたばかりの新参者で

怪しいとかあんなもん仕事じゃないみたいな扱いをされてたものもあるでしょう。

いま市民権を得つつある段階のYoutuberやプロゲーマーはこれにあたりますし、

芸能関係やプロスポーツ選手も、

そのジャンルが出来たばかりの頃はそうだったでしょう。

これらはたかだか数十年のスパンでの変化です。

もっと長いスパンで見ると、

マンモス狩りをする人武士タイプライターを打つ人といった職業だって

過去においては一般的な職業だったはずです。

中世ヨーロッパでは床屋が医者を兼ねていた時代もあります。

床屋の赤と青のラインがまわってる看板はその名残で、

動脈と静脈を表しているといいます。

現代では考えられませんよね。

反対に、いまは当たり前でも未来では絶滅しかけてる職業も多々あると思います。

レジ打ちはセルフ式になり、さらにはアメリアや中国で検証されているカメラとAIで

自動的に決済が完了するシステムに移行していくかもしれません。

店舗での買い物や外食も需要はだんだん減っていくと思います。

人じゃなければできないこと以外の職業は

未来では需要が下がって無くなっているか、給料が低くなっている可能性があります。

いまの当たり前の仕事を当たり前にあると考えるのは危険だと思います。

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