社長から見た社員の話

先日、K社長と話していたときに社員の話になりました。

「社員Aさんはいい大学を出ており優秀で、もっとできるはずなのに、仕事が物足りない

といったお悩みでした。

僕自身、以前そうだったので実体験なのですが、

雇用されてふつうに働いていたときは

普段、頭を使っているようで実はそんなに使っていません

いわば、脳にリミッターがかけられている状態です。

それは雇用形態が大きな原因です。

働いてサラリー(給料)をもらうという雇用形態ゆえに、

考え方の第一優先はクビや減給といったリスクを下げることであり、

安定を最優先事項として求めることになるからです。

また、仕事自体が本人にとって自分事か他人事かも大きな要因です。

僕がバックアップして昨年独立したA君も

「今思えば独立以前は働いてるフリだったと思います。」

と言っていました。

独立するとこれくらい強烈な変化が本人には起こります。

今にして考えると、普通に働いていたときは

脳は寝ていた、覚醒していなかったなと思うくらいです。

少し前に、オンラインセミナーで事業家のローランド氏も

「社員の不出来にストレスがあったけど、部下というのはそもそも自分の0.5、よくても0.8掛けだって気が付いた」

と語っていました。
それくらいの期待値でいた方がお互いにいいのではないかと考えています。

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